なぜ真面目で努力家な人ほどイップスになりやすいのか?

実際私は、高2の春にイップスになって、

約1年間ずっとイップスに悩まされました。

 

 

ピッチャーをやっていたのですが、

怪我明けでの試合から、

投球動作がスムーズにいかず力がボールに伝わらなくなったのです。

 

 

そして、力を抜こうと意識しすぎるあまり、

投球動作中にボールを落としてしまうくらい、

力のコントロールが難しくなって、

投げ方がまったくわからないという状態になりました。

 

 

プロ野球選手でも、

・藤浪選手

イチロー選手

・内川選手

松井稼頭央選手

・荒木選手

など多くの選手がイップスになってます。

 

 

イップスになる人の特徴として、

・真面目

・努力家

・想像力がある

・ストイック

・意識が高い

 

このような人はイップスになりやすいです。

 

 

一つは、

フォームについて深く考えてしまうことがあります。

 

 

肘の高さ、グローブの使い方、

踏み出す位置、腕の振り方、膝の曲がり方、

など、すべてをパーフェクトにしようと考えてしまいます。

 

 

そして考えすぎた結果、

リラックスすべき末端が力んでしまい、

本来のボールが投げれなくなるのです。

 

 

自分の本来の投げ方がわからなくなったら、

まずフォームを直そうとするのではなく、

以前の感覚で投げれるポイントを見付けてください。

 

 

多くの場合、サイドスローや遠投などでは、

以前の感覚で投げれることがあります。

 

 

サイドスローや遠投などで、

以前の感覚がつかめないのでしたら、

ふつうの投球はしない方が良いです。

 

 

基本的に、イップスの状態で投げ続けても、

どんどん悪化していきます。

 

 

もしそれでも投球をしないといけないときは、

以前の感覚を思い出しながら、

リラックスして半分いい加減な気持ちで投げてください。

 

 

コントロールしようとか考えずに、

遊びのような感じで投げてください。

 

 

この「適当さ」が本当に大事です。

 

 

「ユルー」と振りかぶって、

「ピュッ」と投げる、

長嶋監督みたいですが、

この「適当さ」が意外と良いものです。

 

 

「適当さ」

この気持ちでシャドーピッチングやイメトレをしてみてください。